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2012年07月19日

レッドラムズホーンとの付き合い方?

レッドラムズホーンとの付き合い方?先日..ふとしたきっかけから.. 皆さんに里親をお願いする事になった..オオサンショウ藻ですが・・
 おまけでくっついて行った“赤い巻貝(レッドラムズホーン)”が思わぬ反響を呼んだので..
 改めて こ奴の素性や飼育法など.. 里子冥利・・ (@^^)/~~~ についてご案内する事にします!

レッドラムズホーンとは ごらんのとおり全身が赤い小さな淡水の巻貝です、殻の径は大人でも2cm位..
 小型でとてもかわいらしい奴です(^^ゞ 有肺類なのでカタツムリの様に目と肺をもち、ナガラミのような蓋はない!
:出身地は「インド」界隈で原種の名前は”インドヒラマキガイ”といいます、原種は黒褐色?の地味な色
 ですが突然変異で全身が赤く発色した個体を選別淘汰して固定した種を「レッドラムズホーン」と呼ぶ様です・・
 他にもピンクやブルーの仲間たち存在し、通販などで入手できます!(^^)!
レッドラムズホーンとの付き合い方?
:これは水槽に産み付けられた卵です、10日前後でふ化して..米粒より小さい稚貝がモゾモゾ動き回ります!
 前述のとおり”レッドラムズホーン”は突然変異体で動物学でいう(アルビノ)の個体を固定したものですが、
 劣勢遺伝なので、勝手に繁殖させて放っておくと..その子孫は:原種(黒褐色のインドヒラマキガイ)へ
 戻ってしまいます・・ 反面:ピンクやブルーの個体が出たり..サプライズも楽しめます、
 お店で売っているレッド/ブルー/ピンクラムズホーンも同じ過程で派生した価値ある新種?「個体」
 を選別&汰を繰り返して固定したものです(@^^)/~~~

 なので”レッド”を保つためには選別&淘汰が必須です.. 繁殖で原種(インドヒラマキガイ)と同じ黒褐色の個体が出ますから
 根気よく取り除いてレッドだけのファミリーを保つのです.. これを怠ると原種の個体が繁殖してしまいます!
 なのでせっせと選別するのですが、、大勢さんになるととても手が回らないのが実態です!(>_<)

 そんな事情で、家のも、水槽以外の個体はやや原種へ回帰ぎみで.. 皆さんに差し上げたのも黒目の赤が多いですがご容赦を・・
 とはいえ、赤いナガラミ(食べられない?)とでも思って飼育を楽しんでくださいまし.. 熱帯性とはいえ.ヒーターはいらないし..
 水温度が15~20℃以上でエサさえ与えていれば.. 間違いなく繁殖しますし、戸外でも越冬出来る様ですから飼育は楽チン!

 外来種で繁殖力が強い(ジャンボタニシ並み)ので・・放流はご法度.. 絶対に川や池に放流しないようご注意ください。
 増えすぎてしまった個体は、近所の金魚屋さんや熱帯魚屋さんにお願いすれば(無償で)引き取ってもらえます・・
 その他.. お友達へ分けてあげる手も.. でもどうしてもNGなら..涙を呑んで..戸外放置で☆になって頂きます(-_-;)
レッドラムズホーンとの付き合い方?:裏話ですが..実は我が家のベランダには.. 右の画像の様な大きめの「プラのたらい」があって..
 ちょっとしたミニビオトープの真似事をしています・・ 水面はスイレンやホテイアオイやオオサンショウ藻
 など浮草などを浮かべて.. 水中にはカボンバ(金魚藻)やアナカリスなどの水草が入り、加えて
 :例の”オオサンショウ藻”が浮いています、
 水面が覆い尽くされないように、増えすぎた株はせっせとすくって.. へちまの肥料にしています・・
 (ガラス瓶は おみやさんに頂いた“黒メダカ”の赤ちゃんの棲家です)

 ここの住人は..ヒメダカ(赤いメダカ)やモロコなど..数匹泳いでいます、2年くらい前に、「光りメダカ」をもらったのをきっかけに..しつらえた..
 にわかビオですが、上にすだれをかけて日陰を作ったりで、お魚達も元気な姿を見せてくれ.. なかなかの涼をもたらしてくれます(^^)
 もともとは藤枝市の自宅の庭先にあったものですが..今年4月の転居の際にこちらのベランダへ持ち込んで、来ました!

 ちょうどそ のころ 室内の水槽で…レッドラムズホーンが爆殖に次ぐ爆殖!はじめは興味津々で繁殖を楽しんでいたのですがそのうちに
 水槽の中いっぱいに増殖してしまって.. 水面もガラス面も水草も(食べちゃう).. そこらじゅう這い回っていて..困りはてていました(>_<)
 そこで..水槽の引っ越しを機に大半の個体をベランダのたらいへ移して..餌やりもそこそこに手抜き状態..と思ったら白くなってきた..(*^^)v
  こちらの水は酸性が強いのかも、貝殻などを入れてアルカリへ傾ける必要ありかも?

レッドラムズホーンとの付き合い方?:他方.. 室内の熱帯魚の水槽には小型の熱帯魚が数種.. 30匹くらい泳いでいます。
 水槽の一番のお気に入りはニューギニア産の“ポポンデッタ-フルカタ”というレインボーフィッシュの仲間です・・

 導入直後に病気に遭い半数になってしまいましたが・・生き残りペアで10匹“青い目と黄色の肢体”は絶妙
 こやつたちは1cmそこそこの幼魚からの飼育ですが.. 成魚になった.なんとも言えない綺麗さには感激しました!
 画像は成魚のオスです..これは自然体ですが、
 フィンディスプレーと云って、意中のメスや競合相手のオスに全てのひれを広げて誇示する姿は..圧巻です!(^^)!

レッドラムズホーンとの付き合い方?:他に「コリドラス.パンダ」という愛称で呼ばれる3cm位のナマズの仲間が 4匹..
 彼らは水槽のお掃除屋さん.. で底に沈んだエサの残りなどを綺麗に掃除してくれます!

 もう1種、「赤コリという」愛称の4cm位のコリドラス=ナマズのの仲間が4匹..
 彼らも水槽のお掃除屋さんですがこっちの方が協力! 水槽の底を舐めまわってごみ掃除してくれる(^^)

 変わり種で..「ミナミヌマエビ」という2cm位の淡水エビが3匹、これも..お掃除屋さんです!(^^)!
 こやつは水草の陰に隠れて..めったに姿を見せませんが、、気が向くと魚と一緒になってエサを追っかける滑稽な姿が見られます・・
 ある日の夜半..魚と変わらないそのしぐさで 泳ぎまわる姿を初めて見たときは.. 仰天したものでした!

Posted by あんせる at 16:35│Comments(3)特集記事など
この記事へのコメント
こんばんは うちのホーンちゃんも元気です。
ホウレンソウの代用の小松菜をよく食べます。(結果、グリーンウンチです)。ハンペンもかじっているようです。
今は小さな容器に入れ毎日、水替えをしていますが、水は深くても構わないんでしょうか。試行錯誤です。 (*^_^*)
Posted by きーちゃんきーちゃん at 2012年07月19日 19:44
:きーちゃんさま
お元気で何より!水中はまさか34度なんて上がらないでしょうから!(^^)!
ラムズ君は雑食性..とても大食漢なんです!が その分水を汚します..でも水の汚れには案外強いです..水替えは温度差のないように注意してください、
また汲みたての水道水は避けて 日光にさらしてカルキを抜いた水を使ってください!
得意のおなら?(肺呼吸?)で空気を抱いて水中や水面に浮いて移動します!
面白いのは..水質が悪くなると揃って水面に上がってきて..逆立で水面を歩き回ります(合図です)から、、そうなるまでは水替え不要かもです!
Posted by あんせるあんせる at 2012年07月19日 23:04
:きーちゃんさま
すみません、肝腎な事を書き忘れました!
小松菜!いけますか・・キャベツはよく食べます、小川でホタルを繁殖させるときにホタルの幼虫の大好物..「モノアラガイ」という巻貝もキャベツ大好き..
:各地のホタルの里では..大量のキャベツを小川に投げ込みますよね? どうやら貝類はキャベツなどの野菜が好きらしい!
 動物学上では珪藻(クロレラやアオミドロ)などが大好き..!というのが定説です、なので飼育マニアは珪藻系のサプリメントの錠剤をそのまま与えるそうです(^^)v
:水深は1mや2m.. 深くても何の問題ありません! お持ちの鉢や水槽で浅すぎることもありません・・ なんと泡を作って水面へ浮上し来るほどで..(*^^)v
Posted by あんせるあんせる at 2012年07月21日 15:35
 
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    コメント(3)